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社長メッセージ
ベストパートナーを目指して
自動車を中心にした産業の集積地、群馬県太田市。当社はここに1951年の創立当初から、一貫して自動車用プレス金型を製作し、カーボディーエンジニアリング企業として歩んでまいりました。オギハラの金型は、お客様との入念なテクニカルディスカッションのもと、データの一元化による高精度・高速加工の一貫システムによって完成され、その品質・生産性と耐久性は高い評価を得ています。特に自動車のフォルムを決定づける極めて重要なアウター部品の金型を得意とし、国内はもとより世界の名だたる自動車メーカーのほぼすべてにお取引きをいただいております。現在は国内2工場、海外5社を設けてお客様のニーズにきめ細かく対応し、グローバルな事業展開を図っています。
近年、自動車業界では世界的な再編、新車開発期間の短縮、新素材の導入やモジュール化など自動車生産方式の革新が進められています。
それに伴い金型にも高速化・効率化、品質の向上、開発リードタイムの短縮やコストパフォーマンスが一段と求められています。こうしたニーズに対し当社は金型メーカーとしてお客様にお応えすべきことを自らに真摯に問い、金型生産方式の革新を目ざして、ITを活用した金型のソフト開発、デジタルエンジニアリング開発に取り組んでおります。また半世紀以上にわたって蓄積してきた技術・技能は当社の財産であり、そのノウハウのデータ化とともに優れた後継者が常に育成されていなければなりません。発想の原点をお客様のお求めに置き、それに如何にお応えする行動ができるかを念頭に、社内全てのひとりひとりが主体的に行動する環境づくりをしてまいります。
またアジア、アメリカ各地の生産拠点では、それぞれの産業圏に適合したネットワークを構築してきました。一部地域ではプレス用金型製造のほか、プレス加工や溶接など部品の量産まで手がけています。オギハラではこうした総合力をもとに、多様化するお客様の要望に的確に応え、お客様からご安心して任せていただけるよう、そして世界のすべての自動車メーカー、部品メーカーの方々にご指名いただけるよう、全社一丸となって努力してまいる所存です。
代表取締役社長
藤生 義彦